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2005.10.10

私がGR DIGITALで感じていること

長文なので、私がリコーのデジカメや最近のデジカメについて書いた文章を読みたい人だけどうぞ。

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私は RICOH Caplio GXを発売日の週に買って 1年近く使い、GX8を発売日に店頭で実際に使ってみて購入。
GXから GX8という変化は、スペック表に出ないところでも改良された所があり、カメラとしてより良くなっていたので購入。

で、GR Dはお披露目イベントに行って、実際に使って、GX8と比較し、スペック表にない改良点も見つけた。
その帰りに GR Dを予約した人間なので、リコーよりな見方をしているとは思う。

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解せないのは、異常とも言える GR D叩き。

一眼デジと対抗するためのカメラじゃないのに。
ボディサイズや狙っている価格レンジの都合で両立できない部分があって当然。

画素面積信者たちもそろそろ落ち着いて欲しい。
そりゃ、画素数が減って素子が大きければ、入ってくる光をそれぞれの素子がバランス良く受け止めてノイズが少ない画像になるだろうけれども、リコーはボディサイズとレンズの解像度を生かせるCCDを選んだという事ではないの?

フィニッシュの画像が、2/3や 1/1.8インチの低密度CCDと違うのは当然。ノイズだって違う。でも、解像度も違うんですよ。どこを狙っているかの違いなんですよ。
レンズの自信がなければCCDの密度を低くすれば良いだけ。そこをチャレンジしているわけだから。

ノイズが許せないなら買わなければよいだけの事。後加工で自分好みにしても良いわけだし。
…私は仕上がった画像に「伝えたい情報や空気感」があれば良いと思います。
宇宙空間じゃないんだから、自然の光はとても複雑。仕上がった画像が複雑だと悪いなんて事はない。

PCの画面で4倍に拡大してノイズが~~とか騒いでいるのかな?
JPEGの特性で情報が削られているのだから仕方ない部分もあるでしょう。
JPEGでは困る画像なら TIFFや RAWを使えば良いだけのこと。

最近のインクジェットプリンタは解像度が高いので、素直なプリンタドライバでも、元画像をさらに補って出力するものが多いから気にならないことが多いのでは。
普通に人間の目で見たら何も気にならない事が多いはず。
人間の目は 250dpiぐらいですし、印刷のクオリティを考えれば 350dpiあれば良い。網膜上では色として合成されているから点描でも絵は描けるのですよ。
最近のカメラなら、ハガキサイズ程度の印刷では気にならないんじゃないですか?

フィルムを 10倍のルーペで覗くのは、写真作品の鑑賞ではなくて「カメラブレを見る」ための行為。
JPEG画像を 8倍に拡大をして覗くのは、写真作品の鑑賞ではなくて「画素の並び方を見る」ための行為。

GRが意図している事を理解せず、値段と作りと性能のバランスを考えない発言の数々。
理想は理想として大事ですが、現実に製品化するための選択を認めない人達。

GR Dが狙ってきた新しいジャンルに対抗できるデジカメを持っていない会社の工作かと思ってしまうほど。
いち早く出してきて、年末に向けた話題を独占しそうなカメラですからね。

私は消費することだけを求められているようなデジカメをいっぱい作っている会社には追いついていけない。
私は日本的な車サイクルよりも、ヨーロッパ的な車サイクルのほうが合っている。
良い物を長く使ってもらうのがこれからの製品作りに必要なことだと思う。

自分のニーズに合致する車を選び、自分の生活をすこし車向きに変化させて楽しむ。
自分の撮影スタイルに合致するカメラを選び、自分の撮影スタイルをそのデジカメの特性に合わせて楽しむ
前に使っていたカメラの撮影スタイルが良ければ、前に1歩戻れば良いだけの事。

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インプレスの画像は、スポットAFとありますけれど、線路の絵はどこにピントが合ったのだろうか…という画像で、カメラ本体のブレがありそうな感じ。
1/250秒で画質をFINEだかで撮っている鳥の石像も…他の機種の画像と比較するとひどすぎる…相手は動かないので、貧弱な三脚による本体ブレのように思う。
色味を見るための画像をマクロ撮影として載せているけれど、そんなときめきも無い画像はマクロの描写として何も参考にならない。どれもが、失敗の撮影データとしか思えない。

とにかく、ベータ機でも良いサンプル画像があるのでそちらも見て欲しい。
http://it.nikkei.co.jp/pc/news/digitalcamera.aspx?i=20050913dg001dg

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GX8は広角での樽型歪みはあるけれども、全体の絵作りは良い。レリーズタイムラグも少ない。
その GX8をふまえてリコーは GR Dの開発を行っている。
・GR Dではレンズ枚数を減らしつつ、単焦点である強みを生かしたクリアなレンズ設計
・絞りも「円形絞りの差し替え」から「羽根の絞り」にして、「マニュアル撮影」や「シャッター速度優先」での撮影自由度を上げた
・半押しで「何処に着目してピントを合わせたのか表示」してくれるようになった

他の機種では当たり前の仕様や機能かもしれないけれど、リコーのデジカメは改良され続けていると実感している。

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ミノルタのデジカメ F100を 2年使い、その次に GX・GX8を買い、ニコンのフィルムカメラ F80sを使い続ける根底にあるのは「意図した絵を収めることができるカメラを持つ」という事。
F80sの「コマ間データ写し込み機構」のお陰でリバーサル撮影が楽しくてとても勉強になった。

そんな「写真撮影という流れも楽しむカメラ」として私は GR DIGITALを使ってみたい。

長文にお付き合い頂きましてありがとうございます。

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