夏のソラ
7月開始アニメで期待していた「魔法遣いに大切なこと~夏のソラ~」
アニメ開始前に発売された漫画が凄く良かったんですよ。
ああ、やっぱりこのシリーズは良いわぁ~と思っていたんです。
で、アニメの方も期待していたわけですが…
碇シンジ:裏切ったな!僕の気持ちを裏切ったな!
フザケンナよと。「GUN道 MUSASI」が戻って来やがった。
その背景だけで吐き気を催す。キモイ キモイ キモイ アリエナーイ。
アレを凄いと言ってしまう人がいるそうですな。たぶんけなしているんでしょうが…もうちょっと正直に書くか、良い作品を見ようぜ。
「秒速5センチメートル」のブルーレイ版や DVD版を見た人たちにとっては発狂物ですよ。
ロケハンしたことは判る。でもね、ロケハン写真をそのまま使っちゃだめなんですよ。
背景画像とアニメーションの組み合わせがキモイ。マッチしてない。
キャラクターへの影の落とし方がキモイ。すっごく平面的。
食事のシーン…テーブルの上にある物の遠近感がキモイ。ポットが大きすぎじゃないか。
お風呂シーン…おお、ネットで見たとおりだ。湯船の栓が外に出ているのにお湯が溜まっている…。
母親が見送るシーン。車の影に入っている母親ですが、色彩設定が直射日光の下にいるシーンと同じだ。
車が画面の外に行くシーン、いきなり車のエンジン音が入って車が画面右下側へ急発進してフレームアウト。
いきなり母親が変な方向を向く。
フォローアウト(車が外に出てゆく)しつつ、フォローパン(カメラが追いかける)とかぐらいしろよ。
効果音が適切に使われていないなぁ。左に車が行ったことがぜんぜん伝わらない。
そこでもうちょっと尺を使って、車の発進シーンと効果音、母親の向きをゆっくりと変化させれば良いのに。
「AIR劇場版」の悪夢を思い出しちゃった。
ハルヒのTVアニメ第1話「朝比奈ミクルの冒険 Episode 00」は、全て計算し尽くした上での1話で、ちゃんと判っている人が見れば凄さが判る内容でした。
この作品にふさわしい言葉は
あえて言おう、カスであると!に決定。第2話でコレを覆してくれるのか?
>覆してくれなかった。
アニメキャラには漫画版の繊細さがどこに生きているのか。
そんな実写風な絵面は、実写版に任せておけってことだ。
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