デジタルカメラを選ぶということ
私がずっと応援している一連のコンパクトデジタルカメラがある。
リコーのデジカメだ。
記憶を掘り起こしてみると、
私が初めて買ったコンパクトデジタルカメラは富士写真フィルム クリップイット DS-7。
当時の対抗馬はカシオ QV-10という時代。
つぎはミノルタ DiMAGE F100だ。
ちょうど各社がデジカメをバリバリ発売している時期。
そして今はリコーの GX、GX8、GR、GRIIという具合。
…たった3社だけ。これっぽっちの経験で何を語るというのだ。
あなたならフィルムカメラやデジタルカメラのチョイスで何を語りますか?
社名から「写真」が無くなった富士フイルムは、ありがたいことにデジカメ全盛の時代においても写真用フィルムを生産している。医療用フィルムなどもあるが、民生用はほとんどボランティアと言ってよいだろう。文化を維持する活動に等しい。
フィルムカメラもデジタルカメラも生産している。
私も富士フイルムのフィルムを愛用している。
フジのデジタル一眼は絵が良いけれど、コンデジはマーケティング主導な様子。
新宿西口地下には最新のデジカメ広告が乱立中。
デコレーションという名の装飾がとてもよく似合ったカメラ。
色のチョイスは今年の冬向け流行色ですか?
ミッドタウンの中で手にすると格好良いカメラですか?
ああ、「とれたま」でおもしろい機能が紹介されていましたね。
ミノルタの F100 インディゴブルーは良い色だった。空の色を切り取るのが楽しかった。
写真を愛する感性重視でつくられたカメラでありながら、仕上げも美しかった。
残念ながら F100をベースにした系統は途絶えてしまった。
途絶えた理由はコニカと合併したことも重要な要素だったが、最終的にコニカミノルタのカメラ技術はソニーへ流れた。
リコーのカメラはよく考えられている。「装飾ではないデザイン」が主導だ。
他社と区別してもらうための作り込みともいえるだろうけれど、他社はここまでの作り込みをしてこなかった。
他社は店頭に並べたときに効率よく売るためのマーケティング主導で、TVや看板で広告を出すことが売るための重要項目。
ヨドやビックの店頭で観察すると、
他社のベストを着た販売員ですらリコーのデジカメを薦める光景はすごいと思う。
現に R10は9月上旬発売だけれど、3ヶ月経過した新宿西口ヨドにて人気が5位。
GXや GRは誠意にあふれたカメラだ。作り手のこだわりがすばらしい。
もちろん R10も一般的なコンデジとしてがんばっている。
最近のリコーは写真撮影をするという行為をを広める活動もしている。横浜の美術館て行った展示会はすばらしかった。
そして2008年10月 銀座のど真ん中にある 三愛ビルの一番上、8階と9階にフォトギャラリーを作った。
三愛ドリームセンター
リングキューブ
近いうちにいってみたいと思う。
リコーのカメラを選ぶことができる人は幸せだ。
~~~
F100
http://www.g-mark.org/search/Detail?id=27643
GX
http://www.g-mark.org/search/Detail?id=29738
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