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2020年7月

2020.07.25

RaspberryPiのデスクトップ環境整備2

Ubuntuの日本語環境があまり煮詰まっていないので、やっぱり楽々な感じがするRaspberryPi OSを使ってみようかなと。
こっちならMathematicaもある純正の環境だし。

セットアップについては以下を参考に。
https://pastebin.com/X0auC92f

https://www.element14.com/community/thread/75254/l/set-your-processors-to-analyse-for-the-covid-19-virus

/etc/boinc-client/cc_config.xml の末尾は以下の様にしました。
  </log_flags>
<options>
<alt_platform>aarch64-unknown-linux-gnu</alt_platform>
<alt_platform>aarch64-unknown-linux-gnueabihf</alt_platform>
<alt_platform>arm-unknown-linux-gnueabihf</alt_platform>
</options>
</cc_config>

これをやらないとRaspOSを起動設定で64ビット化した環境でも「この環境しらない」と出て動かない。
Ubuntu64ビット環境だとBOINCの設定ファイル書き換えは不要なんだよなぁ。
BOINCのバージョンがRaspOSは7.14.2、Ubuntu64では7.16.6という違いで、認識できるかどうかの違いがあるのだと思う。

RaspOSの環境では、openssl系のライブラリ読み込みで文句がでなかったため、bonictuiをインストールできました。

最初の起動がうまくいくと、データーベース等のダウンロードで時間がかかります。そのあとでお仕事が落ちてきます。

それにしても、複数のラズパイを並べていると判別が面倒になる。
cat /sys/firmware/devicetree/base/modelの結果を以下のページで比較すれば大丈夫。

https://www.raspberrypi.org/documentation/hardware/raspberrypi/revision-codes/README.md

2020.07.23

RaspberryPiのデスクトップ環境整備

Screenshot-from-20200724-022130 自宅のWindowsでは無い環境として、UNIX系の環境を構築してみようという事に。久しぶりのプログラミング勉強環境にします。

母艦はRaspberryPiでいいかなと。
MacBookProを使っても良いんだけれど、空き容量のこともあるので分ける事に。CUIで済む事はMacからssh接続でいいし。

あと、RaspberryPiの省エネなところを生かして、タンパク質の計算系プログラムを後ろで回しておくスタイルにします。
現在、RaspberryPiは4B系を3台動かしていて、RAM8GBタイプのやつをちょこちょこ動かすものにして、4GBタイプ2台は、Barena x Rosettaのプロジェクトで作られたFold for COVIDの専用機として常時回しています。最近はコロナ系以外の計算依頼も来ているのかな。

Fold  for  COVID
https://foldforcovid.io/

私の参加記録はこちら。https://boinc.bakerlab.org/rosetta/show_user.php?userid=2156919

基本のシステムはBOINCにRosetta@homeが乗って動きます。

Rosetta@home
https://ja.wikipedia.org/wiki/Rosetta@home

上記のWikipedia記事には「実験室でSARS-CoV-2を中和する抗ウイルスタンパク質を作成したと発表した。」という文章がありました。
英語の元ツイートはこちら。https://twitter.com/RosettaAtHome/status/1276324129390555136

Rosetta@homeの環境構築に参考とした記事は以下の物です。
ラズパイで新型コロナウイルス解析に参加する ~Ubuntu Serverの構築編~ (1/3) https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/09/news011.html

インストールコマンド 依存関係があるものは入る
sudo apt-get install boinc

ここら辺が動くと面白いのかもしれないけれど難しそう
sudo apt-get install boinc boinc-client-opencl libgl1-mesa-glx boinc-screensaver

なぜか、boinctuiは依存関係で問題が出て入れられない。
libgnutls-openssl27のライブラリが欲しいと言っている様子だが、すでにlibgnutls-openssl30が入っているから?

Ubuntuの21で色々試してみますが、画面周りはまだ安定していない。

なんだかキーボードが変。縦棒が入力できないなんてUNIX環境として死んでる。
ひとまず以下のページにある方法でキーボードの種類を切り替えてみる。

https://geek-memo.com/ubukey/

うーんまだまだだなぁ。とりあえずEnterキーの左にある「む」のところでバックスペース、シフトを押しで縦棒が出る。
まあなんとかるかと思っていたら記号系がボロボロ。イコールを打ち込めないんじゃプログラミングできないですよ。
仕方ないので、英語キーボードを用意しますかね。

HDMIの画面出力先は1920x1200なのですが、usercfg.txtの修正ではまった。液晶ディスプレイでは69番のほうではなく68番でないと動かなかった。いや、そもそも設定が必要なのだろうか。SSHログインが確実にできる状態でないとテストしたくないな。

ラズパイ側のマニュアルVideo options in config.txt

https://www.raspberrypi.org/documentation/configuration/config-txt/video.md

68 1920x1200 60Hz 16:10 reduced blanking
69 1920x1200 60Hz 16:10

下記のページを見ると、69番は昔のアナログディスプレイ向けな設定で、68番は液晶向けである様子。
液晶では走査線が横に戻るタイミング相当の無駄なウェイトを削減するという事みたい。

PCディスプレイの信号タイミング基準について
https://blog.goo.ne.jp/limited_terra/e/ab41926554712033d15611c0c3dfc530

Raspberry Piの公式OSで「Raspberry Pi OS」が出て64Bit環境も出てきたという事なので、そっちに乗り換えるかも?
まだライブラリとかの不足もあるようなのでもう少し様子をみます。

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